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限りがあるのなら、
その限りだけ生きてたい思った。
毛穴から変な影がニョキニョキ生えてきて
『ほらね』
みたいなことを言う。
もしどっかになんかあるのなら
イマここにある歌のことなんか
知らなければよかったのかもしれない。
この歌が存在する世界は
いつか残らずなくなるけれど、
その声は いつまでも、あざとくしなやかに あって
影みたいに匂いも形も感傷もなく、
明後日なのか100年前なのかわからないような響きで
脳みそに傷を残す。
バスルームで斜めになって、
世界に身を任せてみる。
/ brussels : foton records residency , belgium