MA:RZ

ここのところ零下の日が続いて、

朝 目を覚ますといっつもまっ白けだ。

 

午前中だけは晴れるので、

ハイツングつけて、窓を開け

厚着で通りを行き交うヒトビトを眺める。

コーヒーがあっさり冷める。

 

突然、車の流れが途切れて、

なにかの間違いみたいな静けさ。

 

空気に流れるもの伝わるものが、温度だけになる。

ふわっとこみあげる冷たさ、まるでモノみたいだ。

 

役割分担。

 

共通言語でなければ、

存在する価値がない。

 

お前は狩りをする、

あなたは稲を刈る、

君はけがや病気を治す、

だからワたシ、絵を描くわ

 

絵が命に拘ってないかぎり きっと

お前とあなたと君のいる世界に”いる”、 アレがない。

『だから』が成立しない。

 

なんかアカいな。

まあいいや。

 

寒すぎて

椅子の上で三角座りしながら思う。

 

寒さは、見えへんのにそこにおる。

 

In the morning , i see the world in the white.

thursday in Germany.

i was looking vacantly out of the window.

traffic got some intermission.

they lost their noise.

silent.

i can’t feel anything except temperature.

suddenly, winter air got some shape.

 

world assigned us roles.

one go hunting.

one reap wheat.

one give a treatment for others.

another make noises.

 

if music got no role like others (which got a matter of life and death ),

there is no reason to be there.

 

today is cold.

i sit down here aimlessly,

and floating without any definite object.

 

the cold got their own place.

they are still there, certainly.

 

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